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おっさんの話って、だいたいつまらないですよね。 本当に「すげーためになった!!」って人に出会えるのって、10人に1人くらいでしょうか。

さて、私、現在30歳。 もうおっさんと言い始めてもおかしくない年齢です。 最近、わかったこと。 それは、「若者がわからん」 この年になると、5つ以上、年下の社会人と話す機会も増えてくるわけです。 それまでは、社会人と学生、あるいは、大学生と高校生、という立場の違いを利用して、偉そうに話していれば、よかった。 そこには列記とした、情報の非対称性、つまり社会人が知っていることを、だいたい学生は知らないというアドバンテージがあったので。

ところが、相手も社会人となると、こうもいかない。 デキる後輩もたくさんいる。 でも、後輩って、だいたいかわいいんですよ。 どんな話もにこにこ聞いてくれて。 だからこそ、「僕、ちゃんと有意義な話できてる? 彼がもう『そんなん知ってるよ』ってことを、偉そうに話してない? 僕の薄さが見透かされているんじゃない」 とすごく気を遣います。 正直最近、年長者と話すより、年少者と話す方が、緊張します。

僕も年長者と話すときは、そうなのですが、おとなしく聞き役に徹するわけです。 逆の立場になってわかった。 あれ、やめた方がいい。 というか、やめてください。 ドンドン好きなこと話してもらって、ガンガン質問してほしい。 そうすれば、少なくとも、自分がちゃんと求められていることが話せているってわかるから。

おっさんの話って、だいたいつまらないですよね。 でも、その責任が自分にもあるってことが最近よくわかりました。 おっさんのみなさん、ごめんなさい。 そして、若者のみなさん、知ってる話は「知っている」、つまらない話は、「つまらない」と遠慮なく言ってください。

でも、僕はおっさんに「つまらない」なんてなかなか言えない・・・どうしたらいいんだ。

では!

※写真はイメージです。