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もともと理系だったこともあり、高校生くらいのとき宗教は不要なものと思っていました。それどころか戦争の原因となるよくないものと思っていました。今は、そう思っていません。人間にとって必要です。僕が考える宗教が存在する理由は、次の3つ。
  1. 自然現象に物語を与える -自然科学的
  2. 不安を和らげる -人文科学的
  3. 面倒なことを考える手間を省く -社会科学的

1. 自然現象に物語を与える -自然科学的
「人間は神様がつくった」「オリオン座は、さそり座から逃げている」「天罰で雷が落ちた」など、人智を超えた自然現象にその理由となる物語を与える側面。「宗教か科学か」と対比されるのは、宗教のこの側面。

2. 不安を和らげる -人文科学的
「死後の世界」「祈れば治る」など、人間の不安を和らげる側面。不安の対象は、主として、死や病気、障がい(特に自身の子どもの)など。僕はこれが宗教がある究極的な理由だと考えてます。この不安に対して、およそ科学は応えられないので。

3. 面倒なことを考える手間を省く -社会科学的
わかりやすく言えば「僕は◎◎教だから、△△党に投票」みたいな。今の日本では、政教分離が謳われているけれど、本来的に宗教と政治はとても緊密なもの。宗教=政治と言っても過言ではないし、今でもそういう国もある。ひとつひとつの政策を検討して、投票先を考えるのってすごく面倒。「◎◎を信じる」ということにして、それに自分の身を委ねる。



ある一定の考えに、自分の思考を委ねるって楽なんだろうけど、常識を疑い、自分の頭で考えることを心がけたい。

それでも地球は回っている。

では!