ちょうさんいけのしぜん

 かつての長三池(豊橋市佐藤町)は,現在の2倍近くあった。これを埋めて,昭和58(1983)年に造られたのが幸(みゆき)公園である。その面積は12.8haであり,水の庭園(カナール)やフジ棚などがある。池の中央には橋があり,この南側の岸辺にはヨシ,ガマの植生帯があり,水質浄化と景観維持に役立っている。この植生帯の周辺には,カイツブリが年中見られる。北側は人工護岸であり,一部にキショウブ,ガマが生えている。池の北には,コナラ林が手付かずの自然として残されている。この一角に豊橋市指定天然記念物「ナガバノイシモチソウ自生地」がある。岸辺には73本のフジが植栽されている。池周辺の公園地域には,2万本を超える樹木が植えられており,ホルトノキ・ハナミズキがここの特徴になっている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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