とよはしこうえんのしぜん

 豊橋公園(豊橋市今橋町 21.64ha)は,吉田(豊橋)城跡地の公園で,昭和24(1949)年に開設された。この中には,美術博物館,テニスコート,陸上競技場,野球場,茶室などの施設がある。

 歴史がある場所だけに太い木が多く,クスノキ386本,クロマツ341本,ムクノキ351本,エノキ133本など,樹木は2万本近くある。平成17(2005)年選定の「とよはしの巨木・名木100選」の中には,この公園のものが8本入っている。これらは土塁上に生えているものが多く,エノキにはヤドリギが寄生している。市街地の近くにありながら,内堀にはよく自然が残され,セントウソウ,カキドウシ,ヤマブキなどが見られる。公園内には,在来のタンポポであるトウカイタンポポも多い。植栽したものとしては,アメリカキササゲがあり,夏に印象的な花をつける。

 この公園は,豊川(とよがわ)沿いにあり,その岸辺にはタブノキが生え,川と一体化した景観を形成している。豊川と結びついて景観の広がりが得られ,豊橋の自然の要となっている。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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