こうくうとうだい

 昭和10年代に,東京・大阪間に10か所の航空灯台が設置された。終戦直前まで弓張山脈に航路を案内する灯台があった。しかし,第2次世界大戦後,航路が変更されて照明が行われなくなった。

 航空灯台は,正式名称「豊橋航空路灯台」である。飛行機の航空路を示すために,豊橋市と湖西市を結ぶ多米(ため)峠の南にある神石山(324.7m)に,昭和21(1946)年9月ごろに,高さ15mほどの鉄塔に直径1m20cmほどのレンズで1000燭光の電球が点灯した。この灯台は,運輸省大阪航空保安局名古屋航空保安事務所の管轄下におかれた。23年後の,昭和44(1969)年6月1日に廃止となり,撤去された。

 参考文献 - 「とよおか誌」

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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