すいさんぎょう

 江戸時代,豊橋の海辺に面していた村々は農業のかたわら漁業を営んでいた。三河湾の漁業は,明治時代より,のり・あさりの養殖が盛んに行われてきたが,昭和30年代末期からの臨海工業地帯の造成に伴い,平成11(1999)年4月には,終わった。

 外海の漁業は,古くから表浜では地引網・刺網などが行われていたが,現在は観光的要素が強くなっている。内水面の漁業は,主にうなぎの養殖が行われている。明治36(1903)年ごろより神野新田で始められ,立地条件に恵まれていることなどから盛んになった。しかし,昭和41(1966)年以降,価格低迷などによって養鰻(ようまん)業者は減少している。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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