はいはんちけん

 廃藩置県は,全国の知藩事(旧藩主)を解任し藩を政府直轄の府県とする改革であった。明治4(1871)年の廃藩置県により,全国は3府302県に区分され,三河国では豊橋,田原,半原,岡崎,西大平,西尾,西端,刈谷,重原,挙母(ころも)の10藩がそれぞれ県となった。その上,旧幕時代の名残として三河国にも他国の県の飛地が存在したため(伊那・静岡・菊間・野村・川越・名古屋県),当初の県域は複雑に入り混じっていた。豊橋市域はほとんどが豊橋県であったが,二川宿・大岩村などの幕府領や高豊・五並(いなみ)方面や大崎の幕府領および旗本領は静岡県となった。

 関連項目 - 静岡藩 額田県

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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