やました・あいか(生没年不詳)

 山下愛花(学文)は,宝飯郡下地町(豊橋市下地町)の出身で,浜松で「浜松短花会」を興し,「夏の花」の題を課して短歌を募集した。これに応じたのが朝倉天易・下村快雨・柳本城西・佐野蓬舟であった。山下愛花は,応募歌のすべてを伊藤左千夫(1864~1913)のもとに送って選評を依頼した。しかしこの企ては,1回のみで終わった。そこで,当時豊橋病院の医員であった柳本城西は,豊橋病院の薬局にいた佐野蓬舟と相談し,明治36(1903)年,豊橋中心の無花果(いちじく)短歌会を結成,互選の詠草を「馬酔木(あしび)」に投じて,伊藤左千夫の選を受けた。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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