むかいやまおおいけのしぜん

 向山大池は,向山緑地(昭和41年開設 17.1ha)内にある溜池で,もともとは吉田(豊橋)城の堀に水を引くために造られた。かつてはヨシやハスが茂り,水中にはクロモ,センニンモなどの水草が茂っていた。当時は,ショウジョウトンボ・チョウトンボ・コフキトンボなどが多くいたが,昭和59(1984)年のソウギョの移入の結果,水草が壊滅し,トンボもいなくなった。水質が悪化したことも,水草の消失の原因とされる。現在,大池では水を浄化するために,噴水の設置,水の濾過(ろか),ヨシの植栽,水草の栽培などの試みがなされている。池の一部を埋めて公園化した場所のケヤキ,ソメイヨシノは大きく育っている。緑地公園全体では4万5000本もの樹木が見られ,特にヒラドツツジが多い。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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