めだか
メダカ(メダカ科)は,全長約4㎝前後の淡水魚で,群れを成して水面近くを泳ぐ。小川や水田近くの水路で普通に見られ,「メンパ」と呼ばれていた。しかし,昭和40(1965)年ごろから農薬や生活排水による河川の汚れや水路の改修に伴って生息場所が減少した。河川の水質が改善されるにしたがって,各所で見付けることができるようになった。豊橋市内では前芝地域・神野新田地域・八間川・紙田川・神田川・朝倉川流域などで生息確認の報告がされている。
メダカは,口は小さく,目の位置は高く,背びれは後ろにつき,側線がない。また,雄の背びれとしりびれは雌のひれより大きく,簡単に雌雄の区別をすることができる。春から秋にかけて条件がよければ毎日のように産卵する。水温25℃くらいでは10日程度で孵化(ふか)し,しばらくして盛んに上向きの口で餌(えさ)を食べ,4か月~約半年で成魚になる。メダカは,入手や飼育が容易であるために,子どもたちの格好な愛玩(あいがん)動物でもある。メダカの中で黄色変異個体はヒメダカと呼び観賞用として飼育されたり,魚類の遺伝や発生の実験材料になっている。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
メダカ(メダカ科)は,全長約4㎝前後の淡水魚で,群れを成して水面近くを泳ぐ。小川や水田近くの水路で普通に見られ,「メンパ」と呼ばれていた。しかし,昭和40(1965)年ごろから農薬や生活排水による河川の汚れや水路の改修に伴って生息場所が減少した。河川の水質が改善されるにしたがって,各所で見付けることができるようになった。豊橋市内では前芝地域・神野新田地域・八間川・紙田川・神田川・朝倉川流域などで生息確認の報告がされている。
メダカは,口は小さく,目の位置は高く,背びれは後ろにつき,側線がない。また,雄の背びれとしりびれは雌のひれより大きく,簡単に雌雄の区別をすることができる。春から秋にかけて条件がよければ毎日のように産卵する。水温25℃くらいでは10日程度で孵化(ふか)し,しばらくして盛んに上向きの口で餌(えさ)を食べ,4か月~約半年で成魚になる。メダカは,入手や飼育が容易であるために,子どもたちの格好な愛玩(あいがん)動物でもある。メダカの中で黄色変異個体はヒメダカと呼び観賞用として飼育されたり,魚類の遺伝や発生の実験材料になっている。
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豊橋市議の長坂です。
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