ほそみおつねんいととんぼ

 ホソミオツネンイトトンボ(アオイトトンボ科)は,体長は約3㎝,体色は鮮やかな青色である。夏,成虫が現れ,成虫のまま越冬し,翌年の春に池沼に産卵する。「オツネン」を漢字で表すと「越年」である。日本産のトンボの中で,成虫で越冬するのは3種だけである。

 幼虫は,池や沼に生息し,成虫は未熟なうちは付近の雑木林などで生活する。産卵時期は5~6月ごろで,この時期になると連結した個体や,交尾・産卵をしているところを水辺でよく見かける。豊橋市では市街地を離れればよく見られる。冬でも暖かい日であれば活発に飛ぶ。

 関連項目 - アキアカネ コシアキトンボ ハグロトンボ ハッチョウトンボ チョウトンボ

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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