つまぐろひょうもん

 ヒョウモンチョウ(タテハチョウ科)類は,豊橋市域で6種が記録されていた。いずれも年1化性で6月ごろに現れ,秋まで生存するが,数は激減している。盛夏のころには姿を消す夏眠または休眠現象が起きる。

 ツマグロヒョウモンは,新参の南方系の蝶(ちょう)で,開張約5㎝,食草は各種のスミレ類,本種のみ多化性で,4月後半に第1化が発生し,夏の休眠現象もなく,秋まで数回の世代交代をする。幼虫は園芸種のパンジーやビオラなども食草として食害する。黒色の体の背面には赤味を帯びた筋があり目立つ。1980年代から豊橋にも定着しており,地球温暖化の影響も考えられる。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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