ちょうとんぼ

 チョウトンボ(トンボ科)は,全身光沢のある黒色で,独特な形態をもつ体長約3.5㎝のトンボである。体の割に翅(はね)が大きく,飛び方も特異で,翅を動かし蝶のように飛ぶ。幼虫は主として平地の挺水(ていすい)植物(根は水底,茎や葉は水上に伸ばす植物)の豊富な池や沼,流れのゆるやかな河川に生息する。成虫は6月から9月ごろまで見られるが,真夏の暑い日に最も多く見られる。以前はどこでもよく目にしたトンボであるが,平地に生息する代表的な種であるため,減少の一途をたどっている。豊橋市では,かつて向山の大池におびただしいほど生息していたが,池の整備が施されてからは,ほとんどその姿を見かけなくなった。

 関連項目 - アキアカネ コシアキトンボ ハグロトンボ ハッチョウトンボ ホソミオツネンイトトンボ

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!