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 大正初年から乗合自動車業と貸自動車業が始まった。昭和初年の「豊橋案内」の商工業者人名に,貸自動車業者が数軒掲載されている。昭和14(1939)年9月からは,一般自動車のガソリン使用が全面禁止された。しかし,第2次世界大戦終戦前後には輪タクが出現するが,昭和26(1951)年には,タクシー会社が設立された。

 昭和26(1951)年,東海自動車交通(同26年東海交通と改称)が設立された。昭和31(1956)年,福江・田原などでタクシー営業していた豊橋鉄道がタクシー事業を分離して豊橋交通株式会社を設立した。豊橋交通は,昭和50(1975)年,ときわタクシーを合併,豊橋観光自動車・豊川観光自動車・三河観光自動車のタクシー部門を譲受して,豊鉄タクシーと改称した。この間,昭和35(1960)年,ヨシダ交通とキングタクシーがタクシー業界に参入した。昭和34(1959)年,タクシー事業の個人営業が認可されるようになったが,豊橋では同47(72)年,はじめて11台の個人タクシーが誕生した。なお,タクシーの流し営業は,人口40万人以上の都市でないと許可されないとのことで,豊橋ではすべて客待ち営業である。平成17年現在のタクシー台数は,東海交通226台・豊鉄タクシー114台・ヨシダ交通45台・キングタクシー40台である。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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