かるがも

 カルガモ(カモ科)は,体長60㎝ほどの大型のカモであるが,漢字では「軽鴨」と書く。当て字は「夏留鴨」で,当て字の方が生態をよく表している。大部分のカモは,北の国で繁殖し,秋に渡って来るが,カルガモは夏も留っており,豊橋市内でも繁殖する。大部分のカモは,オスが派手な色,メスが地味な色なのに,カルガモは,オスもメスも地味な色をしていて,雌雄の区別はつきにくい。

 東京のビル街の噴水池などで繁殖している子ガモの行列は,ニュースに取り上げられて話題になるが,豊橋市内の池や河川で繁殖するカルガモは,警戒心が強く,親子の行列はめったに見ることができない。冬は,大群を豊川(とよがわ)・向山大池・三河湾でも見ることができる。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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