かき

 カキ(イタボガキ科)は,海岸の堤防や岩に付着しており,ほとんどがマガキで,三河湾沿いの堤防や海底の石によく見られる。マガキの産卵期は6~9月ごろで,孵化(ふか)した幼生は2~3日で堤防の岸壁や岩に付着して成長する。カキは,夏の直射日光や冬の風雪など自然環境の厳しい場所でも生育できる耐性をもっている。海水中の植物プランクトンや有機物を餌として成長する。

 食用のカキは養殖したマガキが主で,「海のミルク」といわれるように栄養価が高い。カキがおいしい季節は,カキに含まれるグリコーゲン量が多くなる晩秋~冬季である。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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