らかんくようしきこうほんざんかん

 「羅漢供養式稿本残巻 道元筆」1巻(全久院蔵)は,昭和24(1949)年5月30日,「正法眼蔵」・「宝慶記」とともに,国宝(文書・典籍・書跡)(昭和25年5月30日国の重要文化財)に指定された。

 羅漢は阿羅漢といい,仏教で悟りを得て,人々の尊敬供養を受けるに値する修行者の称である。日本では十六羅漢とか五百羅漢として信仰されている。全久院(豊橋東郷町)の「羅漢供養式稿本」は,その供養の様子を記した道元自筆の稿本で,縦29㎝,全長125㎝の巻物1巻に仕立てられているが,道元の署名はない。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!