ほへいだい18れんたいし

 「歩兵第18聯隊史」(歩兵第18聯隊史刊行会 昭和39年)は,歩兵第18聯隊の創設から,サイパン,グアムで玉砕した郷土部隊の栄光と太平洋の防波堤として消えた最後を記したものである。

 平成6(1994)年,改訂版が出版された。著者は改訂版のあとがきで,「豊川(とよがわ)を扼(やく)する豊橋市今橋町の吉田城址一帯は歩兵第18聯隊の兵営でした。いま,豊橋公園の入口に昔日の営門の遺構が冬の落日を受けて辛くも建っています。かつての日徴せられて『国家の干城』と呼ばれた軍服の群像6万余の幻影もありません。また,過ぎし戦を語る人はすでに古希を越えました。その人たちが何であったのか,後の世の人々がこの国の近代史を繙(ひもと)くとき,そのよすがとなれば,本書はその役割を終ります。」と書いている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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