とうかいあさひしんぶん

 「東海朝日新聞」は,豊橋で最初に発刊された夕刊新聞である。大正15(1926)年10月1日の第1276号に「呱々(ここ)の声をあげて四年」の見出しがあることから,創刊は大正11(1922)年ごろとされる。豊橋市会議員をしたこともある岡田実が個人経営として創刊した。全4ページだて,社屋は八町通に置いた。

 豊橋の新聞としては,政治色が薄く,文芸欄や映画評論などに力を入れた。また,地方の文学青年の作品を積極的に載せた。昭和13(1938)年11月豊橋市内の日刊6紙を合同して豊橋同盟新聞が創刊された。この時,東海朝日新聞は終刊となった。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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